1Momo には大切にしているティーカップがありました。おばあちゃんうさぎからもらった、小さな花の模様のカップ。毎日のお茶の時間が、いちばん好きな時間でした。
2ある日、Momo がうっかり手を滑らせて……しゃん!乾いた音がして、カップが割れてしまいました。
3Momo は声も出ませんでした。ぽろぽろと涙がこぼれました。おばあちゃんの思い出が、割れてしまったみたいで。
4そこへ Puku がやってきました。Momo の様子を見て、そっと隣に座りました。「……泣いても、いいよ」と Puku は言いました。何も言わず、ただ隣にいてくれました。
5しばらくして、Momo は言いました。「……ありがとう、Puku」涙はまだ止まらなかったけれど、心は少しだけ軽くなっていました。Puku がいてくれて、よかった。
