1ある雨の日、Momo は軒下で雨宿りをしていました。ぴちゃ、ぴちゃ。雨の音が好き。でも、どこかで小さな「にゃー」という声が。
2見ると、段ボールの中に小さな子猫がひとり。ずぶ濡れで、震えています。迷子のようでした。
3Momo はどうしようか迷いました。お家に帰らなきゃ。でも、この子を放っておけない。Momo は勇気を出して、自分のバッグから出したハンカチで子猫を包みました。
4「だいじょうぶ。おうち、いっしょにさがそう」Momo は小さな声で、でもしっかりと言いました。子猫が、ほんの少しだけ落ち着いたように見えました。
5雨が上がる頃、二人は子猫のおうちを見つけました。お母さん猫が飞びついてきて、何度も何度もお辞儀をしました。Momo の胸は、あったかいものでいっぱいになりました。
